「戦時中、おじいちゃんは飛行機のパイロットだったそうです」
「おばあちゃんは空襲を逃げ延びたと言っていました」
「戦死したおじさんについて調べていたら、こんなことがわかりました」
いろんな人が親族から聞いたり、調べたりした戦争体験を聞いてみませんか?
戦後76年を迎えた現在、戦争体験者から直接お話しを聞く機会は年々減っています。
当事者がいなくなる日が近づいている今、戦争体験を継承していくために私たちにできることはなんでしょう?
history for peaceでは、亡くなった親族から聞いた戦争の記憶や、自分たちで調査した先祖の軍歴について話し合う場を設け、これからの継承活動を模索していきます。
昨年11月21日に第1回を開催したところ、大変好評だったため、再び開催します!
ぜひご参加ください。
【開催概要】
●日時:2021年1月31日(日)19:00~21:30
●場所:オンライン(Zoom)
●参加費:無料
●対象者:Zoomが使用可能な環境にあり、様々な戦争体験を聞いてみたい方
●主催:history for peace
【申し込み】
以下のフォームからお申込みをお願いします。
URL: http://bit.ly/HfP-online-event-vol2-20211131
【参加方法】
(1)申し込み完了後、自動返信メールが届きます。
(2)当日、時間になりましたら、Zoom会議にご参加ください。
【内容】
(1)イベント概要の説明の後、グループに分かれて戦争体験を聴きます。質疑応答の時間もあります。
(2)途中、休憩を挟み、再度グループ分けを行い、戦争体験を聴きます。
(3)最後に全体で感想・今後の戦争体験継承の課題・その他感じたことを話し合います。
※終了後、フリートークの時間もありますので、時間内に話しきれなかったこともぜひお話しください(参加自由)。
【お話の内容】
今回は4名の方にお話頂きます。前半・後半でそれぞれお話を聴きたい方を選べます。
※申込人数によってはご希望に添えない場合があります。あらかじめご了承ください。
<前半>
(1)「広島」――加害と被害が折り重なった都市で
私の祖父は1945年8月6日・広島原爆の直後に爆心地付近に入り、5年後に死去しました。ただその前日までの祖父は、ゼネコン(土木会社)の社員として「徴用工」を使う立場の人間でもありました。加害と被害が折り重なった広島という都市のこと、祖父のことを、今まで語れなかった理由も含めてお話したいと思います。
(2)日中戦争で亡くなった曾祖父の体験
シベリア出兵と日中戦争に衛生兵として出征し、武漢攻略作戦時に戦死した曽祖父の人生についてお話しさせていただきます。2年前に私自身中国へ旅行し、曽祖父が戦死する約1ヶ月前に渡った南京の長江を見てきました。曽祖父の人生と、私が中国で見たことを混ぜてお話しします。
<後半>
(3)硫黄島と沖縄特攻で亡くなった祖父の兄
戦死した祖父の2人の兄の足跡を追っています。 長兄は海軍軍属として硫黄島で、次兄は特攻隊として沖縄を目指してそれぞれ戦死しました。次兄の遺書を見たことをきっかけに調べ始め、ゆかりの地を訪れ、公的記録や資料をたどり、2人を直接知る人を探して会い
に行くなどして調べています。
(4)「玉砕の島」からの手紙
「俺の命はなきものと思ってくれ――」遺影の裏から発見したのは、祖母の最初の夫から送られた最後の手紙。雪国の故郷を遠く離れ、赤道直下のニューギニア・ビアク島に眠るその人は玉砕の島で何を思っていたのか。義理の孫にあたる私の調査が始まりました。
お話のあとには質疑応答の時間もあります。自由に意見交換してください。
皆様のご参加をお待ちしております。
<申し込みフォーム>
URL: http://bit.ly/HfP-online-event-vol2-20211131
【お問い合わせ】
history for peace
E-mail: historyforpeace@gmail.com
HP: http://historyforpeace.org/
Twitter: https://twitter.com/historyforpeace
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